施工管理経験者の転職先はどう選ぶ?給与より確認したい7つの

施工管理経験者の転職は「年収」だけで決めない
施工管理として数年働いていると、転職時には未経験者とは違った会社選びが必要になります。
給与が高い。
賞与がある。
有名な会社。
もちろん、こうした条件も重要です。
ただ、施工管理という仕事は会社によって実際の働き方が大きく変わります。
転職前に確認したいのは、
一人で何現場担当するのか
どんな工事を担当するのか
どこまで自分に裁量があるのか
社内でどこまで分業されているのか
直行直帰や出張はどうなっているのか
これまでの経験をどう評価してくれるのか
3年後、5年後にどんな仕事ができるのか
という部分です。
年収が上がっても、働き方が自分に合わなければ長く続けるのは難しくなります。
施工管理経験者だからこそ、求人票の数字だけでは見えない部分まで比較することが大切です。
施工管理経験者が転職する主な理由
転職を考える理由は人それぞれです。
たとえば、
「担当現場が多すぎる」
「もっと内装に特化したい」
「地方出張を減らしたい」
「休日や働き方を変えたい」
「今より大きなプロジェクトに携わりたい」
「施工管理技士の資格を活かしたい」
「今の会社ではキャリアの先が見えない」
などがあります。
転職活動を始める前に、まずは
「何を変えたくて転職するのか」
を整理してみてください。
ここが曖昧なままだと、転職しても同じ悩みを抱える可能性があります。
① 一人で何現場担当するのか
施工管理経験者なら、ここは必ず確認しておきたいポイントです。
同じ年収でも、
一つの現場をしっかり管理する会社。
複数現場を同時に担当する会社。
では仕事量が大きく違います。
複数現場を担当する場合は、
現場確認
電話
メール
発注
職人手配
工程調整
お客様対応
などが同時に発生します。
求人票に「施工管理」と書かれていても、実際にどの程度の案件数を担当するのかは会社によって異なります。
面接では、
「通常、一人あたり何現場くらいを担当しますか?」
と具体的に確認してみましょう。
② どんな工事を担当するのか
施工管理経験者の転職では、施工分野も重要です。
たとえば、
新築
改修
内装
住宅
オフィス
店舗
ホテル
商業施設
など。
同じ施工管理でも、求められる知識や仕事の進め方は違います。
これまで大型新築工事を経験してきた方が、内装施工管理へ転職することもあります。
逆に、店舗内装を中心に経験してきた方が、より規模の大きなプロジェクトへ進むケースもあります。
転職では、
「今まで何をしてきたか」だけでなく「これから何を経験したいか」
から会社を選ぶことも大切です。
③ どこまで裁量を持って仕事ができるか
施工管理経験が増えてくると、
「もっと自分で考えて現場を動かしたい」
と感じる方もいます。
一方で、
「一人ですべて抱えるのは避けたい」
という方もいるでしょう。
会社によって、
業者選定
材料発注
原価管理
工程作成
お客様との打ち合わせ
設計との調整
などをどこまで施工管理が担当するのかは違います。
裁量が大きければ、その分やりがいもあります。
ただし責任も増えます。
自分が求める裁量と会社の体制が合っているかを確認することが重要です。
④ 社内の分業体制
施工管理が、
見積。
積算。
発注。
図面。
現場管理。
請求。
すべてを一人で担当する会社もあります。
反対に、
積算担当
設計担当
事務
発注担当
現場管理
などを分業している会社もあります。
どちらが正しいということではありません。
幅広い業務を経験したい方には、一貫して担当できる環境が向いていることもあります。
一方で、現場管理に集中したい方なら分業体制を重視した方が合う可能性があります。
求人票だけでは分かりづらいため、面接で確認しておきたいポイントです。
⑤ 直行直帰・施工エリア・出張
施工管理は、勤務地より現場がどこにあるかの方が毎日の働き方に影響することがあります。
確認したいのは、
直行直帰できるか
東京中心なのか
関東全域なのか
地方現場はあるか
出張はどのくらいあるか
現場間の移動はどうするか
という点です。
施工管理経験者であれば、移動時間が仕事の負担になることはよく分かると思います。
毎日30分、1時間の違いでも、年間ではかなりの時間になります。
給与だけでなく、移動を含めた一日の働き方まで比較しましょう。
⑥ これまでの経験をどう評価してくれるか
施工管理経験者の採用では、
「施工管理経験5年」
だけでは、その人の能力は分かりません。
たとえば、
5億円規模の現場を担当した。
店舗工事を数十件経験した。
ホテル内装を経験した。
原価管理まで担当した。
協力会社を自分で手配していた。
職長経験がある。
職人から施工管理になった。
同じ経験年数でも中身は違います。
そのため転職では、
経験年数だけでなく、自分がどこまで担当してきたのか
を伝えることが大切です。
会社側がその経験をきちんと見てくれるかも重要な判断材料になります。
⑦ 3年後・5年後のキャリアが見えるか
転職は、入社することがゴールではありません。
その会社で、
3年後。
5年後。
自分がどんな仕事をしているのか。
ここまで考えて会社を選ぶことが大切です。
施工管理には、
大型案件を担当する
現場責任者になる
1級・2級施工管理技士を取得する
後輩を育成する
工事部門をまとめる
積算や設計にも仕事を広げる
など、さまざまなキャリアがあります。
今の会社に不満があるから転職するだけでなく、
「次の会社で何を身につけるのか」
という視点を持つと、会社選びが変わってきます。
年収アップだけを目的にすると失敗することもある
もちろん、年収は大切です。
これまで積み重ねた経験に見合った評価を受けることも重要です。
ただ、
年収が50万円上がった。
でも、
担当現場が倍になった。
出張が増えた。
休日が減った。
毎日会社へ戻る必要がある。
という環境なら、本当に良い転職だったのか考える必要があります。
施工管理の転職では、
給与+時間+仕事内容+将来性
をセットで比較しましょう。
施工管理経験者だからこそ「施工実績」を見る
転職先の会社を調べるときは、採用ページだけでなく施工実績も見てみてください。
どんな建物をつくっているか。
どんな空間をつくっているか。
どの程度の規模を扱っているか。
自分が興味を持てる仕事なのか。
施工管理は、完成するまで長い期間プロジェクトに関わります。
だからこそ、
自分が「つくりたい」と思えるものを扱っている会社か
も意外と重要です。
内装施工管理への転職という選択肢
これまで建築施工管理や現場監督として働いてきた方が、内装施工管理へ転職する道もあります。
内装施工管理では、
壁。
天井。
家具。
建具。
床。
照明。
仕上げ材。
など、完成した空間に直接見える部分を多く扱います。
ホテル。
オフィス。
店舗。
商業施設。
一つひとつデザインや納まりが違うため、現場ごとに新しい経験があります。
「完成した空間が目に見える仕事をしたい」
という方には、内装施工管理も選択肢の一つです。
職人経験を持つ施工管理も大きな強みになる
施工管理になる前に、
軽天。
ボード。
大工。
家具。
建具。
クロス。
などの職人経験を持っている方もいます。
こうした方は、
図面だけでなく、
「実際にどう施工するのか」
という視点を持っています。
施工方法を理解している。
職人がどこで困るか分かる。
工程の前後関係が分かる。
納まりを見ることができる。
こうした力は内装施工管理でも大きな強みになります。
面接は「評価される場所」だけではない
転職面接というと、
「会社から評価される場」
と思いがちです。
しかし経験者採用では、応募者側も会社を確認する場です。
たとえば、
一人何現場担当しますか?
どんな工事が多いですか?
直行直帰できますか?
出張はありますか?
原価管理まで担当しますか?
積算や発注は分業されていますか?
施工管理の評価基準は何ですか?
3年後はどんな仕事を任せてもらえますか?
こうした質問をして問題ありません。
むしろ、入社後のミスマッチを減らすためにも重要です。
SOLESが施工管理経験者に求めること
SOLES株式会社では、ホテル・オフィス・店舗・商業施設などの内装工事に携わっています。
私たちが施工管理経験者を見るとき、資格や経験年数だけがすべてではありません。
これまで、
どんな現場に携わったのか。
どんな問題を解決してきたのか。
職人や協力会社とどう関わってきたのか。
品質をどう考えているのか。
そうした経験の中身も大切だと考えています。
そして、
「今までと同じ仕事を続ける」
だけではなく、
これまでの経験を活かしながら、さらに仕事の幅を広げてほしいと考えています。
SOLESでは正社員を募集しています
現在SOLESでは、
内装施工管理
内装施工職人
設計
積算
などのスタッフを募集しています。
施工管理経験者。
現場監督経験者。
職人から施工管理へキャリアチェンジした方。
建設業界で経験を積んできた方。
これまでの経験を活かして、次の環境を探している方を歓迎しています。
転職先を選ぶときは、
「今より条件がいい会社」ではなく、「今までの経験を活かして次に進める会社」
という視点でも考えてみてください。
▶ SOLESの正社員・採用情報を見る
よくある質問
Q.施工管理経験者が転職先で一番確認すべきことは?
給与だけでなく、担当現場数・施工分野・裁量・分業体制・施工エリア・評価・将来のキャリアまで確認することをおすすめします。
Q.施工管理経験は何年あれば転職できますか?
求人条件によって異なります。
経験年数だけではなく、担当してきた工事や役割など経験内容を重視する企業もあります。
Q.施工管理から内装施工管理へ転職できますか?
可能です。
建築施工管理で培った工程・品質・安全・原価管理などの経験を、内装施工管理でも活かせる場合があります。
Q.転職すると年収は上がりますか?
企業・経験・資格・仕事内容によって異なります。
年収だけでなく、休日・担当現場・移動・出張・仕事内容まで含めて比較することが重要です。
Q.施工管理技士の資格は転職で有利ですか?
資格を評価する企業はあります。
ただし経験者採用では、資格だけでなく実際にどのような現場を管理してきたかも重要になります。
まとめ|施工管理経験者だからこそ「次に何を得られるか」で選ぶ
施工管理経験者の転職では、給与や会社名だけで会社を決める必要はありません。
担当現場。
施工分野。
裁量。
分業体制。
移動。
評価。
キャリア。
それぞれを比較することで、自分に合った転職先が見えてきます。
そして転職を、
今の会社を辞めるためだけのものにしないこと。
これまで積み重ねた経験を使って、
次にどんな施工管理になりたいのか。
そこから会社を選ぶことが、長く働ける転職につながります。
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